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お仕事づきあいの年賀状をやめます宣言

お仕事づきあいの年賀状をおしまいにしました
仕事でお付き合いのある方との年賀状、皆さんはどうされてますか?
私は2017年酉年の年賀状で「今回でおしまいにします」宣言をして出しました。年末年始の慌ただしい時期にルールの複雑な年賀状をやりとりすることに、あまり重要な意味が無いかなと思ったからです。

イラストレーターが年賀状をやめるとか何言ってるの!?と思われてしまったかもしれませんが、失礼を承知で、私なりの考えがあってそうしました。この記事ではその理由を書いていきますが、みんなもやめよう!やめるのおすすめ!といった意図はありませんので、考え方が違うな~と思われた方はページをそっと閉じてくださいませ。

(個人的な年賀状についても親戚などごく一部の方にしぼってかなり減らしましたが、このブログでは主にお仕事づきあいの年賀状について書きますね。)

理由1 ルールが多い

そもそも年賀状って何のためのものなのか考えました。お仕事づきあいの年賀状については、おもに「昨年の感謝」を伝えるためのものだと私は思います。

年賀状の目的はシンプルで良いのですが、それにまつわるルールが多いのが難点です。喪中だと出せない(お相手が会社さんか個人さんかにもよりますが)とか、もらったらお返事をしないととか、何日までに出さないと失礼とか。

個々のお取引先様ごとに今年は出すか、出さないか、を判定するのも悩ましいものです。私は基本的にその年なんらかのお仕事をいただいたお取引先様に年賀状を出していましたが、数年前に1度お仕事をさせていただいたきりでもそれから毎年年賀状をくださるお取引先様もあり、一概にどうと決めづらいのです。

それと文面のルールも非常に多いです。忌み言葉を使っちゃいけないとか、目上の方への賀詞はこうじゃないといけない、句読点は使っちゃいけない…挙句の果てに修正ペンもNG!などなど。

他の手段でも感謝は伝えられるのに「年賀はがき」となるととたんに堅苦しいルールがついてくるのがどうも負担に感じます。逆に全てのルールを守って出すと、無難で特に何も感じない年賀状になってしまうんですよね。

それでいて小さな面積のはがきには、何か内容のあることを書こうにも大したスペースが無いのです。

理由2 年末は誰でも忙しい

お仕事でもプライベートでもやること満載の年末年始。そんな忙しさの中で、年賀状を何十枚、何百枚と準備するのは大変なことです。年賀状の内容は手書きのメッセージが添えられていたり、プリントの文面のみだったりさまざまですが、たとえプリントのみだったとしても、送り先のリストを作ったりそのリスト内での送受履歴を確認したり、諸々の作業が必ずあるものです。

私のように家で仕事をしている者にとってはあまり関係ないんですが、会社にお勤めの方が取引先に出す年賀状って、皆さんいったいいつ準備されているのでしょうか?業務時間中に?それともご自宅でプライベートの時間に?部署全員の連名で出す場合などは年賀状の準備にもチームワークが必要になってくるのでしょうね。

こうしてあらためて1枚の年賀状にかかっている手間を想像してみると、どういった形にしても、年末というタイミングに私などへの年賀状にまでお時間を割いていただくことが申し訳なく思えてきました。

ちなみに私はこのたびの年末年始は締め切りが多かったので、いざ休暇に入ると体調がくずれてしまい…年が明けてからの年賀状投函になってしまいました。

理由3 出さないと決めている人もいる

例年、私から年賀状をお送りしても一切お返事のないお取引先様があります。おそらくそういうポリシーで統一されている会社さんなのでしょうね。だからといってお仕事に支障が出ることは全然無いし、「年賀状をくれないなんて失礼だなぁ」なんてことはまったくこれっぽっちも思いません。

以前私が勤めていた会社でも、お取引先様に年賀状を出している人はまわりに居ませんでした。というか仕事を納めるのに必死でそんな余裕すらありませんでした…(苦笑)

逆に毎年元旦にきちんと年賀状をくださるお取引先様は「年賀状準備day」みたいなのをビシっと設定されているのかな?そういう社風なのかな?とまで思うくらいです。

余談ですが、事業のひとつとしてグリーティングカードを作られている某社さんは、私の結婚や個展などのお祝い事のたびにカードを送ってくださっていて、年賀状もすごくハートフルなものが届きます。そういう社風なのかもしれませんし、事業内容からも筋が一本とおっていて、心から尊敬するばかりです。そしてそんな年賀状をいただけると、やっぱり嬉しいものです。

出すか、出さないか。
いずれにしても自分なりの意志をしっかりもつことが大切だと思いました。
そしてどのお取引先様にも統一したポリシーで対応しなければと思いました。そうしないとなんとなく不義理な気がしますし、結局来年以降もこの悩みを引きずってしまいます。

というわけで

うーんと悩んだ結果、私は2017年でお仕事づきあいの年賀状を出すのをやめることにしました。

年賀状はいただけると嬉しいものです。ひとことメッセージがあったり、ユニークなものであればなおさら嬉しいです。年賀状来てるかな?とワクワクしながらいつもポストを開けているような私です。

それでも、やはり大変な面のほうが多いなと思うので、やめたいと思います。私に関わってくださっているお取引先様にはそれぞれの年末年始の時間を大切に過ごしてほしいし、自分の時間も大切にしたいです。ごく親しい人たちとの年賀状だけ残していけたらいいなと思っています。

とはいえ何のお知らせもなく勝手に出すのをやめてしまってはさらに失礼になります。そこで

まことに勝手ながら年賀状でのご挨拶を今回で最後とさせていただきます。皆様も今後はご省略ください。これまでありがとうございました。

というシールを貼って出しました。宛名面に貼るので、目立つようにあえて色のついたシールに刷りました。

そして今年の年末が近づいてきたら、メールの署名欄に「年賀状はご省略ください」メッセージを付けることにしました。もうカレンダーの未来の日付に登録してあります。ご準備いただく前にお知らせしないと意味がありませんので、ちょっと早めに。

そして年賀状はやめますが、別の形で一年の感謝を伝えられないか考えているところです。クリスマスカードでもいいし、もしくはもっと別の形でも。イラストレーターなので、やり方はいくらでも工夫できそうです。

余談その2

私のところでは例年年賀状デザインのお仕事がそこそこのウェイトを占めているので、この決断をしていいかどうかとても悩みました。でもインターネットの発展とともに年賀状を出す人が年々減ってきているのは明白なので、いつまでもこのお仕事があると安心していてはいけません。時代に合わせて変わっていける自分でありたいと思います。

2016年末は郵便局さんも年賀状事業を少し小さくされたようで、これまであった「年賀状買いませんか!買いませんか!!!買うなら私から買ってください!」営業もスッパリ無くなりましたし、「1月2日は年賀状を配達しません」と事前に告知されていました。ひどいときは自爆営業なんて言葉もあるくらいでしたもんね…。やはり無理は続かないものですね。

私も学生のころは4、5年ほど年末年始の郵便局バイトに行っていたので中の人たちの大変さをちょっとだけ垣間見てきました。少しでもあの慌ただしさが緩和されていたら良いなぁと、部外者ながら思いを馳せる年末年始でございました。

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